息子の話を聞いて、赤ちゃんがどうやって産まれてくるのか調べてみました。
〝こうやって〟のポーズは胎児の頃のポーズですよね。
息子はこのポーズ(身を縮めて腕は頭の前)のまま、クルクルーッて回って出てきたと言っていましたが、これを「回旋」と呼ぶそうです。
狭い産道を通るために、あごを引いて体を縮め、何度か向きを変え、回転しながら進んでいくことを言っているんですね。
息をフーッとやりながら出てきたと言ってましたが、それは調べてもわかりませんでした。分かる人教えて下さい!
話を聞いて、改めて、出産は神秘だと思いました。
息子が、私の子宮から一生懸命出てきたと言っていて、
私が分娩で痛みに耐えていたとき、息子も一緒に頑張っていることはわかっていたけど、本人の口から聞くと感動がより深まります。
何気なく聞いてみただけなのに、忘れていた記憶を思い出してくれて、自分の言葉と愛らしい動作で説明してくれる姿、表情が本当に愛おしい。
成長したら、きっと忘れてしまうだろうから、産まれてくるときの気持ちも聞けて良かった。すごく貴重な言葉だと思いました。
実は、甥っ子にも3歳の誕生日に産まれてきた時の話を聞いてみたら、息子よりも詳細に覚えていました。
甥っ子は難産を乗り越えて産まれて来たので、長期の陣痛から子宮が開かず帝王切開になったことを赤ちゃんの目線で教えてくれました。
さすがに現在(9歳)は全く覚えていないそうです。
調べると、胎児の記憶や産まれてくるときの記憶は3歳を過ぎると消えていくそうですね。
息子や甥っ子の話を聞いて、赤ちゃんもお母さんも出産は命がけなんだということわかりました。
二人とも、産まれてきてくれてありがとう。